こんにちは!
福岡県遠賀郡・北九州市を中心に、県内外でプラント工事や製缶・配管工事、溶接工事を手掛けている井上工業株式会社です。
今回は、弊社が携わるタンクや配管の製作における工程やその内容をご紹介します。
製缶・配管製作とは
製缶とは、鉄やステンレスの金属板や鋼材を加工して立体的な製品をつくることです。
弊社においては、薬品タンク、圧力タンク、排水処理タンクなど、さまざまな用途のタンクを熟練の技術を持つ製缶工が製作しています。
また、配管製作で扱うのは、水道や空調配管のように身近な配管から、工場向けの高圧・油圧配管、更に食品・薬品に使われるサニタリー配管など、多種多様な配管です。
用途に応じてもちいる素材も異なり、職人の高い技術が求められます。
製缶における工程
はじめに、製品図面に基づいて鋼材を切断し、抜き加工、曲げ加工などで成形します。
形ができたら、次の工程は曲げ加工した金属の溶接です。
素材や製品の用途によって、溶接の方法も使い分けます。
金属を強固に接合できたら、次は部品の装着やはめ込みのために穴あけ加工を施します。
その後、スライス盤、旋盤などの機械をもちいて設計図通りの寸法に合わせて細かく削り、表面を磨く研磨加工まで済ませたら、次が最後の工程です。
最後の工程では、耐熱性や耐食性のほか、デザイン性を高める目的で表面処理と呼ばれる皮膜を形成します。
設置する用途や環境を踏まえて手作業で丁寧に加工を行うため、長年の経験や高度な技術力が仕上がりの良し悪しを左右します。
配管の製作における工程
配管には、大きく分けて溶接管とシームレス管の2種類があります。
溶接管は溶接方法によって更に細かく分類されますが、いずれの方法でも過程は同じです。
もともと板状だった鋼を管状にし、できた継目部分に熱を加えることによって接合させ、配管をつくっています。
一方、シームレス管は、名前の通り、継目(seam)なし(less)の配管です。
高温に熱した円筒形状の金属塊に金具を押し当てる、プレス機械で押し出すなどといった成形方法がとられるため、継目がありません。
内圧やねじれに強く、幅広い材質に対応できるのが強みです。
製缶・配管製作なら井上工業にお任せください
井上工業株式会社では自社工場を保有しているため、各種タンクや配管の製作から、取り付け、設置後のアフターフォローまで弊社で完結できます。
さまざまなニーズにお応えできるよう、最新の技術や施工方法の研究も欠かさず、更なる技術向上を図っております。
溶接工事・配管工事業者をお探しの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。