こんにちは!井上工業株式会社です。
弊社は福岡県遠賀郡に拠点を構え、プラント工事やタンク製作などの配管工事とそれらに伴う溶接工事を行っている建設業者です。
配管工事の現場において、なぜ溶接工事が必要なのかご存じでしょうか?
今回は溶接工事の内容と、その重要性についてご紹介します。
溶接工事にはどんな種類があるの?
溶接工事の種類は大きく溶融・圧接・ろう接の3つに分類されます。
溶融法
溶融法は、主に母材や溶加材を熱して溶かした状態にし、冷却することで溶接する方法のことを言います。
薄板や厚板など形状を問わず溶接でき、強度の確保も可能なので3種類の溶接方法の中では最もポピュラーな方法です。
ただ、溶接により材料にひずみや変形が起こるといったデメリットもあります。
圧接法
ガス圧接や抵抗圧接などがありますが、母材を溶かさず、接合部分を加熱し固体のまま圧力をかけて溶接する方法です。
熱変形しにくく、薄板の接合に向いているため、接合部分を美しく仕上げられます。
ろう接法
2つの母材の接合面に、ろう材の一種である硬ろうを行き渡らせて接合する方法です。
厚い母材などは接合強度が保てないというデメリットもありますが、母材を溶かさず接合するので、母材を傷めず歪みの影響も最小限に抑えられます。
配管工事に溶接工事が欠かせない理由
配管工事と溶接工事が密接な関係にあるのはご存じでしょうか。
配管工事の際、たった一箇所の破損でも危険なガスや液体が漏れてしまうと人体に影響が出たり大きな事故につながったりする可能性があります。
破損が見つかった場合は、早急に破損箇所を特定し溶接しなければなりません。
また、化学製品を製造する化学プラントや電気を作る発電プラント、食品を生産する食品プラントなどさまざまなプラントがありますが、いずれも徹底した品質管理と工程管理が必要となります。
使用する鋼材や製品の用途に合わせた溶接をしっかり行い、空気や異物、病原菌などが混入しないよう、丁寧かつ確実に溶接することが重要です。
このことから分かるように、プラント・発電所など安全で丈夫な配管設置が求められる配管工事において、溶接工事はなくてはならない工事の1つと言えます。
各種配管・溶接工事のご依頼は弊社まで!
弊社は2006年の創業以来、いろいろな現場で施工を行い、実績を積み重ねてきました。
そのため、さまざまな施設の配管工事や溶接工事、鍛冶工事などに対応可能です。
お客様のご要望をしっかりと組み取り、施工からアフターフォローまで自社で責任を持って対応します。
北九州市などの福岡県内および全国各地のお客様からのお問い合わせをお待ちしております。
【求人】施工スタッフを募集中
井上工業株式会社では、プラント・発電所の配管工事や溶接工事に携わる施工スタッフを募集しています。
充実した教育指導はもちろん、資格取得制度もありますので、未経験者も安心して挑戦できる環境です。
配管工や溶接工にご興味をお持ちの方は、ぜひ弊社にご応募ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。