こんにちは!
福岡県遠賀郡に拠点を置き、北九州市をはじめとした福岡県の各地域でプラント工事や配管工事・鍛冶工事などを行っている、井上工業株式会社です。
当社では、プラント工事等に伴い様々なタイプのタンクの製作も行っています。
そこで今回は、タンク製作の手順や溶接工の役割についてご紹介してみたいと思います!
工程1:材料を切断して丸め、溶接する
まずは指定された材料を切断し、ロール機と呼ばれる機械で丸みを持たせます。
この部分はタンクの胴体部分で、ちょうど上部と下部の蓋が無い状態を思い浮かべていただければ近いものになります。
溶接して円柱状態にした後は、溶接した部分を潰して平らにする作業を行います。
工程2:鏡部を胴体部に取り付ける
鏡部とはタンクの両端部をふさぐ蓋の部分。
この鏡部と「工程1:」の胴体部分をつなぎ合わせると、タンクの形が見えてきます。
工程3:研磨・拭き上げ・検査
「工程2:」で全体の形は出来上がったので、最後に研磨・拭き上げを行います。
研磨処理を行うことで、表面に輝きや艶を持たせることが可能になります。
研磨の際に発生した粉などを拭いて洗浄し、アルコールなどで再度拭き上げます。
最後に、図面通りにタンクが出来上がったか、溶接部などからの漏れが無いかなどを検査して、出荷作業・取付作業に入ります。
タンク製作における溶接工の役割
このように、タンクを完成させるためには材料を溶接してつないでいくことが必要になります。
いかに漏れがなく綺麗に溶接できるかというのが、溶接工の腕の見せ所!
また、薬品用・排水処理用などの用途や使用する場所によって素材や完成時の大きさも異なってきます。
それらの細かい仕様に対応して溶接作業を行えるか、という点も溶接工には求められます。
タンク製作における溶接工を大募集中!
ここまで、タンク製作の手順や溶接工の果たす役割についてご紹介してきました。
井上工業株式会社では、配管やタンクの溶接のほか、多様な溶接工事を行う溶接工の求人を大募集中!
自社工場があり溶接工事や鍛冶工事の作業をトコトン練習できるため、未経験の方でもすぐに業務を覚えることができます。
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実務と資格両方の面から技術をレベルアップさせることができます。
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